「岡崎きこり塾」ホローアップ研修で再確認しました


「岡崎きこり塾」主催の人工林間伐ホローアップ研修に参加し間伐にまつわる基礎を再確認しました。

参加される方は、個人で自分の山を整備したい人からボランティアで間伐を行いたい人まで様々です。
  参加して指導を受けてみると、自分の都合で省いたり、手順を間違えていたりと「そういえば
言われてたな~~!」と反省する事が多かったです。参加して良かったな!

事務局より
 来年も予定をしています。今年2回とも出られなかった方の参加をお待ちしますとの事です。
 
人工林間伐ホローアップ研修とは、
  人工林間伐基礎講座
  人工林間伐実践講座を終了して修了書を受けた方々が一年を過ぎた頃に改めて基礎を見直す研修です。
基礎・実践講座を終了したとはいえ、終了後に山に入り基本を繰り返し行い身につけているか否かは人それぞれでバラツキがでるようです。 
  林業の災害防止に繰り返し基本を見直す機会にしたいですね。
選木・伐倒方向などH氏(中央黄色ヘルメットの方)より指導をうける
受講後、年数も経ている方が多く質問もたくさん出ました。


林業を3代に渡って営まれたH氏の模範伐倒
中大径木を想定しての伐倒です
勿論、小径木も例外なく安全な伐倒に「なるほど」と納得しました。

H氏のツルの作り方は絶妙で言葉では説明しにくい
ツルの利かせ方は素晴らしく方向制御が確実行えると思いました
見れば納得です
身につくまで繰り返し使わないと会得できない技!!



上2枚の写真は、受け口・伐倒後のツルの残り具合を撮影
この写真では分かり辛いかな?!
伐倒方向は写真で上の方向です
芯抜け防止・方向・速度制御ほか伐倒にかかわる要素を解決する方法です


早速、3班に分かれ反復実習

各班は森林組合でベテランの方が付きました

冨尾町地内間伐、伐採始まりました

 
中、大径木の多い山の伐採が始まりました。今回の間伐面積の3割ほどですが南から西向き斜面で勾配も下の写真の通りです。沢伝いに吹き上げる風や樹間が詰まった状況で根の張り具合も考慮しながらの間伐になります。
下刈りを済ませて観察したら、昔は田圃か畑だった所に植林をしているのが分かりました。山深い所まで耕作していた頃は、今と違って殆どが人力での作業。当時の苦労が忍ばれます。
 
Tさんは「きこり塾」の実技指導を終えて
久々に伐採に汗を流していました。

本日のおまけ
Tさんが2週間前に見つけた「アケビ」です。

見つけた時は、まだ実も小さく様子を観る事にしてそのままにしていた。
実っていた2つを分けあったうちの一つ。
「あけび」は高い所に実るので、ロープを掛ける竿を転用して「あけび」の収穫です。


甘みは少し感じる程度
種は山に返す予定で保管中です

人工林間伐基礎講座終了しました

岡崎きこり塾主催「人工林間伐基礎講座」は10月21日の講座を持って修了ししました。
8名の受講者の方ご苦労様でした。

今年は、台風の上陸で午後からの講座を切り上げて、後日行うな事も有りましたが予定のカリキュラムを終了する事が出来ました。
講師を務められた方々「ご苦労様でした」。

11月03日(土)から、
毎週土曜日若しくは日曜日(4日間)の予定で「人工林間伐実践講座」が開催されます。

希望される方は森の総合駅へ申し込み下さい。

尚、「人工林間伐実践講座」チェンソー安全講習会を受講し修了書をお持ちの方が対象です。

11月の活動予定日

11月の定例活動日
  11月04日(日)
      18日(日)

有志に寄る冨尾町地内の間伐
  水曜日に変更します。
  11月07日(水)集材テスト「ひっぱりだこ」にて数本集材します。
          14日(水)
          28日(水)の3日間を予定しています。

訂正しました。
  誤って木曜日の日にちを掲載していました。
  曜日は水曜日ですので宜しくお願いします。

11月から12月前半で間伐材を「ひっぱりだこ」等で集材して、搬出の準備を行う予定をしています。
                                 詳細は もりのどらちゃん まで。

2012森林・林業・環境機械展示実演会に行こうかな

今年は、静岡県で開催されるので見学を予定しています。
林業機械化の総合展示で林業機械の全体像を掴むのに良い機会と捉えています。
大がかりな機械は参考になりますが、私の楽しみは小間の展示が面白く「アッ」と驚く発見を期待して見てきます。
結果は、後日投稿します。

林業機械化協会のホームページの案内から
  1 開催日時  平成24年11月11日(日)  9時~16時30分
            平成24年11月12日(月) 9時~15時
  2 開催場所  静岡県掛川市  小笠山総合運動公園エコパグラウンド
 
交通は、JR東海道線で行った方が楽かな。
掛川駅からシャトル・バスは頻繁に出るようだから。
                                   もりのどらちゃん
 
 
 

 両刃鉈で竹の伐採処理

 
 
ボランティア活動を始めるのに「岡崎きこり塾」を受講しました。受講中に他の受講者が持つ両刃の鉈を見た先輩方から「両刃の鉈の扱いは注意が必要」と言われた事がありそれ以来「片刃の鉈」しか使ってきませんでした。

 私が使用している「片刃の鉈」焼き入れが「甘い」のか竹を切る・枝を払うなど同じ所に繰り返し当たると気持ち凹みます。欠ける事は有りません。これを砥石で研ぎ、切れる刃を作るまで時間が掛かります。

 今日の下刈りは孟宗竹も有り枝を払うのに手鋸で枝を払っていては時間が掛かるので予備で携行している両刃鉈を使用しました。
 竹を切る方向と刃の角度を会得するのに少し時間が掛かりましたが、扱い方が分かると効率よく竹を処理できるようになりました。使用して刃が厚いせいか凹み欠けはありません

 私のすぐ隣で一緒に作業をしていたSさんは片刃の鉈で根元が8~15㎝の孟宗竹3~5回ぐらいで伐採しておられたから私の「片刃の鉈」とSさんの「片刃の鉈」との違いは材質と熱処理の違いかな!?
本日の作業終了近くになるとSさんの片刃もさすがに切れ味が悪くなってきたと言っておられました。
 

竹の処理を行っている途中雑木も切りました
 角度を変えながら試して見ましたがやはり「滑る」ので「両刃の鉈」は操作に注意が必要な事を体験しました。
 何れにしても、刃物は一発で「スパッ」と切れる事が重要次の作業に向けて整備が大切ですね!!

落としても発見しやすいように赤と黄色の
蛍光テープを柄に貼っています
これで何度も助かっています









冨尾町の下刈り進みました

本日、私を含めて3名で下刈りを行いました。
孟宗竹や雑木・灌木が多く見通しが利かなかったのが見える様になると次が楽しみです。
ここの杉・檜林は、大径木が多く伐採も緊張します。

Nさんの刈り払いワーク
刈り払い機で下刈りを行うと早いね!
刈り払い時倒す方向を考えないと自分の足場を危うくするようです


斜面下の境界からの眺め
一番上のテープが見えます

「人工林間伐実践講座」開催日程です

「岡崎きこり塾」主催
人工林間伐実践講座(4日間)」の日程が決まりました。
  開催日時 11月3日(土) 11月17日(土) 11月24日(土) 12月1日(土)
  時  間  9:00~16:00
  場  所  森の総合駅(座学)
         額田地区内人工林(実習)  

この講座では、「チェンソー安全講習」を受講されている事が必要です。

詳細は、森の総合駅まで問い合わせて下さい。
TEL 0564-82-2511